阪急阪神HD、旅行・国際輸送事業は増収減益−2012年度には営業利益倍増へ
阪急阪神ホールディングスの平成20年3月期(平成19年4月1日〜平成20年3月31日)連結決算のうち、阪急交通社を含む旅行・国際輸送事業は、営業収益が7.0%増の944億3700万円、営業利益が24.5%減の32億700万円であった。旅行事業では、海外旅行需要の低迷に対し、収益性の重視と効率的な広告展開を進めた結果、主力のヨーロッパ方面の集客が好調に推移。また、国内旅行は、早期の広告展開などの積極的な販売施策が奏功し、バスツアーなどで好調に集客した。なお、旅行事業の割合の目安として、平成18年度の割合は収益ベースで40%であった。
旅行事業の中長期的な基本戦略は、「特徴ある商品開発による高付加価値商品の拡充」を基本方針に、消費者の支持を獲得し、安定的な利益計上をめざす。重点課題は、支持獲得に向けた消費者満足度の向上、安定的利益確保のために企画旅行と法人営業の販売力強化、コスト削減による利益拡大のため、仕入れ部門の整備と強化、後方・管理部門の構造改善など基盤の整備を進める。数値目標は、下記を参照のこと。
▽阪急阪神HD旅行・国際輸送事業数値目標
(年度/営業収益/07年度比/営業利益/07年度比)
2008年度計画/724億円/8.9%減/48億円/54.8%増
2009年度計画/748億円/5.9%減/53億円/71.0%増
2012年度計画/807億円/1.5%増/66億円/112.9%増
旅行事業の中長期的な基本戦略は、「特徴ある商品開発による高付加価値商品の拡充」を基本方針に、消費者の支持を獲得し、安定的な利益計上をめざす。重点課題は、支持獲得に向けた消費者満足度の向上、安定的利益確保のために企画旅行と法人営業の販売力強化、コスト削減による利益拡大のため、仕入れ部門の整備と強化、後方・管理部門の構造改善など基盤の整備を進める。数値目標は、下記を参照のこと。
▽阪急阪神HD旅行・国際輸送事業数値目標
(年度/営業収益/07年度比/営業利益/07年度比)
2008年度計画/724億円/8.9%減/48億円/54.8%増
2009年度計画/748億円/5.9%減/53億円/71.0%増
2012年度計画/807億円/1.5%増/66億円/112.9%増