フィンランド航空、200機目のエンブラエルを受領−今後も新機材を積極導入

  • 2008年4月9日
 フィンランド航空(AY)はこのほど、通算200機目となるエンブラエル190型機を受領した。AYに同型機はすでに7機が導入済みで、エンブラエル170型機10機とともに、ローカル路線に投入する。AYは中近距離に使用する旅客機の戦略として、ヨーロッパ、国内線の主力機とするエアバスA320型機、A319型機、A321型機と、エンブラエル機をバランスよく運用する計画で、需要や空港のスロットなどを考慮した展開をはかる。エンブラエル190型機は、2009年に2機を受領する予定で、合計10機体制となる。なお、AYのヨーロッパ路線の機材は現在、平均使用年数が約4年となっている。

 さらに、アジアを中心とする長距離路線の機材更新も進めており、2010年春にはエアバスA340型機とA330型機を導入する予定だ。エアバスが開発を進めている次世代機のA350XWB型機は、2014年に導入を予定しており、快適性や環境性能の向上をはかる。


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