阪急阪神、旅行・国際輸送事業の07年業績予想を修正−中期計画堅調に推移

  • 2008年4月7日
 阪急阪神ホールディングスグループは2007年3月に発表した、2012年度を目標とする中期経営計画を修正した。旅行・旅行国際輸送事業の2007年業績見通しは、営業収益は793億円 (当初目標:785億円)と増加するが、営業利益は30億円(同:44億円)と達しない見通しだ。ただし、修正した計画では2008年度には営業収益は724億円、営業利益が48億円、2009年度には営業収益が748億円、営業利益が53億円で2012年度には営業収益が807億円、営業利益が66億円とする考えで、増加要因として旅行部門に関しては高付加価値商品の拡充をあげている。

 なお、阪急阪神ホールディングスは中期計画で掲げた、旅行・国際輸送事業を含む事業再編について、「着実に実施した」と発表。当初計画で掲げた経営管理指標の2007年度目標も達成できる見通しだとしている。


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