アイランドツアー、破産申し立ても弁済・振り替えにめど
ジャマイカやキューバなどへの旅行を取り扱うアイランドツアーが、4月3日付けで東京地裁に破産を申し立てた。アイランドツアーは、ツアー・オペレーター業務を担うアイランドインターナショナルと、第3種として主に手配旅行を扱うアイランドコーポレーションズからなり、負債額はインターナショナルが約4540万円、コーポレーションズが約4860万円。債権者のうち個人旅行者は6組10人で、弁済は供託金の300万円におさまる見通し。担当する助川法律事務所は、旅行者との接触を進めているところだ。企業では、ジャマイカのホテルなどに合計9社の債権者がいるという。
同社代表の鶴野龍一氏は、ツアーオペレーターとして取り扱った旅行者について、人数などは明かさなかったものの、「他オペレーターに振り替えができる見込み」と説明。その結果、「大手旅行会社の造成済みのパンフレットに関しても使えなくなるということはないと考えている」といい、「なんとか軟着陸できた」という。
同社代表の鶴野龍一氏は、ツアーオペレーターとして取り扱った旅行者について、人数などは明かさなかったものの、「他オペレーターに振り替えができる見込み」と説明。その結果、「大手旅行会社の造成済みのパンフレットに関しても使えなくなるということはないと考えている」といい、「なんとか軟着陸できた」という。