タヒチ観光局、08年度は2万4500人めざす、シニアなど各客層の需要喚起へ

具体的なアクションプランは、2006年と07年の方針を踏襲。「タヒチを贈ろう。」のメッセージの発信のもと、消費者には情報に触れる機会を、業界には情報を提供するための協力体制を構築する。タヒチ観光局日本支局代表の森啓三郎氏はピーアール活動について「07年は前年比70%アップの約65億円の効果があった」と、現在の方針が効果的であることを強調する。

業界向けには、まだ知られていない素材の商品化に向け、積極的なサポートに取り組む。既にハネムーナーには隠れ家的なツパイ島ツアー、OLにはタヒチアンダンスツアー、シニア層には考古学ツアーやゴーギャンのスケッチツアーの商品化がされており、特にシニア向けのグループツアーは今年に入って3ケタの数が訪問しているという。また、エア・タヒチ・ヌイ(TN)の協力の下、初となるタヒチでの「タヒチ・トラベルマート」の開催も検討している。
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