ニュージーランド航空（NZ）は12月4日付けで、NZ100％出資のグループの旅行会社「ブルーパシフィックツアーズ」の社名を変更、「エアニュージーランド・トラベルサービス」とした。新会社の代表取締役には、クリス・マイヤーズ現NZ日本・韓国支社長が就任している。これに伴い、業務形態を一部変更し、大阪支店と名古屋支店は12月28日で営業活動を終了、これ以降の旅行手配業務は東京で一括して取り扱う。新体制での営業は、1月7日からとする。

　この狙いは、NZの名前とニュージーランドの国名を前面に打ち出して分かりやすさを向上するとともに、社員と情報を1ヶ所に集約してニュージーランドの「スペシャリスト」に育て、業界と消費者双方に中身の濃いサービスを提供すること。ニュージーランドだけでなく、南太平洋のデスティネーション向けの旅行のサポート体制も強化。パッケージ商品に加え、ホテルや現地ツアーなど、パーツのホールセール事業も検討する。旅行ブランド商品「エアニュージーランド・ホリデー」の商品名変更も含め、1月初旬には今後の方針を発表するとしている。


▽「エアニュージーランド・トラベルサービス」
・電話番号
東日本地区：03-5521-2770
中部地区：052-586-3540
西日本地区：06-6348-1444
・住所
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー16階