主要旅行会社の10月の総取扱額は前年比0.2％増の6226億744万1000円、このうち海外旅行は2.2％増の2340億5264万8000円、国内旅行は1.7％減の3794億2890万7000円、外国人旅行は48.9％増の91億2588万6000円となった。募集型企画旅行では海外旅行が1.9％増の701億7644万5000円、取扱人数は1.8％増の39万7020人。国内旅行は0.8％増の866億8486万円、取扱人数は1.2％増の338万7589人。

　会社別の海外旅行取扱額はジェイティービー14社（分社前の合計）を除くと、1位がエイチ・アイ・エス（452億4215万6000円／6.1％増）、2位が阪急交通社（232億2336万1000円／0.4%増）、3位がJTBワールドバケーションズ（213億2144万4000円／5.9％増）、4位が近畿日本ツーリスト（160億9890万9000円／3.3％減）、5位が日本旅行（142億4571万4000円／7.1％減）。伸び率では、ジェイティービー（13億5054万2000円／64.4％増）、i．JTB（4億2506万円／29.8％増）、日立トラベルビューロー（21億292万円／24.8％増）、PTS（25億9260万4000円／21.8％増）、JTB法人東京（47億6605万9000円／18.9％増）、JTB関東（17億7036万6000円／17.3％増）、京王観光（5億8912万2000円／15.0％増）の順。

　外国人旅行はJTBグローバルマーケティング＆トラベル、日本旅行、近畿日本ツーリスト、JTB西日本、トップツアー、JTB法人東京、阪急交通社、日本通運、東日観光、JTB中部、JTB東北など大手が各社30％増から2倍増程度と取扱額を伸ばし、全体的に好調であった。

▽主要旅行会社取扱額（エクセル）
http://www.travelvision.jp/html/data_files/agent_m0710.xls