アジア・ラグジュアリー・トラベル・マーケット（ALTM）は、2008年6月に上海エキシビジョンセンターで第2回を開催する。会期は6月16日から19日で、現時点でブース総床面積の70％がすでに完売。ドバイ政府やリーディングホテルズ、ハイアットグループなどは今年の2倍のスペースを契約しているほか、Relais & Chateauxは3倍のブースを確保するなど、注目度が高まっている。招待バイヤーの数も今年の約2倍となる400社を目標とする。またワン＆オンリーやモナコ政府観光局、日本の星野リゾートなども新規出展を決めている。

　バイヤー側の中には、大量のアロットと価格引下げを要求するホールセラーではなく、規模は小さくとも質の高い顧客を持つエージェントとのコンタクトに期待を示すところも多いという。バイヤーには、往復フライトと期間中の全日程のラグジュアリーホテルでの宿泊、現地でのVIPトランスファーなどを無料で招待する。

　ALTMのシステムでは、オンラインの事前アポイントシステムが特徴的。これを利用すると、イベント前にすべてのアポイントをあらかじめ予約することができるだけでなく、事前にお互いのプロフィールなどもオンラインで確認が可能だ。