アエロフロート、新たなデスティネーションを模索−多様化をねらう
アエロフロート・ロシア航空(SU)日本地区営業部長の大城成二氏によると、モスクワやサンクト・ペテルブルクに次ぐ新たな第3のデスティネーションを模索していると語った。大城氏は「いつまでもモスクワとサンクト・ペテルブルクだけ、というわけにはいかない」とし、ロシア国内から候補地を選択してFAMツアーを実施し、デスティネーションの多様化につなげるねらい。SUは2007年1月から10月までの日本線のロードファクターは前年比微増であったが82.9%となり、堅調に推移。また、2005年12月には約4000名だった日本人FFP会員も、現在は5000名にまで増加したという。
今夏のSUの業況は、ロシアの物価や地上費高騰等の影響を受け、ロシア方面のパッケージ利用が伸び悩んだ一方、イスタンブールを中心に乗継の需要が好調であるという。ただし、イスタンブール線は日本線と乗り継ぎの良い便では座席数が100席程度で、同じくイスタンブールの需要が拡大する韓国と座席のシェア争いをしている状態だ。その他、ヨーロッパへの乗継路線も、相手国側からの需要も大きく、予約が取りにくい状態にあるという。
今夏のSUの業況は、ロシアの物価や地上費高騰等の影響を受け、ロシア方面のパッケージ利用が伸び悩んだ一方、イスタンブールを中心に乗継の需要が好調であるという。ただし、イスタンブール線は日本線と乗り継ぎの良い便では座席数が100席程度で、同じくイスタンブールの需要が拡大する韓国と座席のシェア争いをしている状態だ。その他、ヨーロッパへの乗継路線も、相手国側からの需要も大きく、予約が取りにくい状態にあるという。