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JALグループ、9月の国際線旅客数は4.0%増、上半期は0.8%減に

  • 2007年11月7日
 JALグループの9月の国際線旅客数は前年比4.0%増の1171327人、利用率は4.4%ポイント増の76.6%となった。4月からの上半期累計は旅客数が0.8%減の670万3388人、利用率は前年と同じく71.4%となった。

 9月単月の路線別には旅客数は太平洋線が9.3%減、オセアニア線が23.1%減と減少しているが、両路線とも前年対比で供給量の調整を行っており、利用率ではいずれも改善を示している。なお、東南アジア、韓国線は旅客数が前年比で2桁の伸びを示し、太平洋、オセアニアの供給減による旅客数の減少を補うかたち。

 なお、上半期の路線別では韓国線が14.4%増の94万4071人となったほか、中国線が9.1%増の100万1244人、東南アジア線が4.6%増の213万6380人、グアム線が4.9%増の26万6574人と堅調。円安基調で弱含みの欧州線については供給量も2.2%増だが、旅客数は4.2%減の71万6463人で推移している。


▽JL国際線路線別、旅客数(前年比)/利用率(前年比)
太平洋線/139万8179人(15.0%減)/79.8%(2.2%ポイント増)
欧州線/71万6463人(4.2%減)/74.6%(4.1%ポイント減)
東南アジア線/213万6380人(4.6%増)/64.1%(1.5%ポイント増)
オセアニア線/23万5067人(29.0%減)/68.6%(4.3%ポイント増)
グアム線/26万6574人(4.9%増)/72.6%(1.2%ポイント増)
韓国線/94万4071人(15.4%増)/75.6%(7.1%ポイント増)
中国線/100万1244人(9.1%増)/54.8%(3.3%ポイント減)
その他/5410人(23.2%増)/77.1%(2.9%ポイント減)
合計/670万3388人(0.8%減)/71.4%(前年同)


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