セカンドライフの利用意向は約30%、利用経験率は2.0%にとどまる

  • 2007年10月12日
 gooリサーチによる「第8回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査」によると、インターネットの仮想空間「セカンドライフ」の利用経験率が2.0%であることが分かった。調査は7月6日から7月13日に実施したもので、有効回答数は3万8664名。

 セカンドライフ利用経験者のうち、72.8%が「仮想空間を体験してみたくて」が理由であったが、「ビジネスの可能性を検討するため」「クリエーターとしての興味」で参加したケースも約30%であった。また、現在も利用している人に限ると0.8%と縮小する。ただし認知率は、ある程度までを含む内容を知っている人が32.2%、名前を知っている程度を含むと50%超に達する。今後の利用意向者は約30%で、日本語版のリリース語の利用を希望しているという。利用意向者を性年代別でみると、男性30代が最も高く37.5%、男性10代の35.2%、男性20代の35.0%と続く。女性は10代が32.8%、20代が31.5%。男性は40代も31.2%であったのに対し、女性は30代以上では20%台となり、男性の方が関心が高いようだ。