JALグ、8月の国際線旅客数は前年並み−太平洋やオセアニア線など改善続く

  • 2007年10月3日
 JALグループの8月の国際線旅客数は、前年微減の125万2989人(前年:125万3442人)であった。利用率は74.8%で、有償旅客キロ(RPK)は前年比4.7%減、有効座席キロ(ASK)は5.3%減となった。国内線旅客数は2.2%減の414万9978人で、利用率は70.9%であった。

 方面別では、太平洋路線は12.1%減で27万6940人となったものの、利用率は3.1ポイント向上して82.4%となった。オセアニア線も、旅客数は32.7%減の44万159人ながら、利用率は4.3ポイント向上し75.2%。さらに韓国線は旅客数が11.4%増の17万9410人となり、ASKが前年並みであったため、利用率も9.9ポイント向上して87.3%であった。その一方、中国線の旅客数は10.6%増の18万1114人であったものの、ASKの伸びにRPKが追いつかず、利用率は3.1ポイント減少し56.7%となった。


▽路線/旅客数(前年比)/利用率(前年比)
太平洋線/27万6940人(22.1%減)/82.4%(3.1ポイント増)
欧州線/12万6552人(2.6%減)/73.7%(3.3ポイント減)
東南アジア線/38万8802人(5.7%増)/69.6%(4ポイント増)
オセアニア線/44万159人(32.7%減)/75.2%(4.3ポイント増)
グアム線/5万2278人(8.1%増)/77.9%(0.3ポイント減)
韓国線/17万9410人(11.4%増)/87.3%(9.9ポイント増)
中国線/18万1114人(10.6%増)/56.7%(3.1ポイント減)
その他/3734人(97.7%増)/82.1%(6ポイント減)
合計/125万2989人(前年微減)/74.8%(1.1ポイント増)