スカイマーク（BC）は、2008年4月からの運航を目指している羽田／旭川線について、普通運賃を1万7000円に設定する方針だ。BCは同路線を、例えば羽田／新千歳線が運航不可能となった際の代替路線とも捉えており、運賃も新千歳線の1万7000円に近いものとした。2路線間でのフライトの変更手数料を、無料にするアイディアもあるという。運航本数は1日3往復とする方針も固めた。なお羽田／新千歳線では、2007年2月以降、運賃体系やサービス体制の変更などの結果、8月は88.2％となるなどロードファクターが大幅に向上しており、2月から8月の期間の平均では78.5％となった。

　またBCは、2009年度中に新千歳／神戸線に就航することも検討している。これは、2007年7月に新規参入した神戸／沖縄線と同様、首都圏以外の地域を結ぶ路線の拡大策の一環だ。沖縄／神戸線は、7月はロードファクターが39.5％と苦戦したものの、8月には74.6％となった。