ブリティッシュ・エアウェイズ、新ビジネスクラスを成田/ロンドン線に導入

  • 2007年9月25日
 ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)はこのほど、ビジネスクラス「クラブ・ワールド」の新シートを、成田/ロンドン線の全フライトに導入した。当初は11月頃の導入を予定していたが、機材繰りが効率的に進み、早期に導入が終了した。

 新シートは、BAがアメリカ航空局(NASA)と共同で開発した無重力状態で人間の身体が自然にとる座席での姿勢「Zポジション」を、業界で初めて導入。シート幅を従来から25%広く、シート間の仕切りを高くし、プライベート感を高め、くつろげる空間とした。シートの長さも、フル・フラット時には180センチで、Zポジション時には201センチメートルまで伸びる。

 機内食以外の時間にも気軽に軽食を楽しめる「クラブ・キッチン」も、スイーツやドリンクなどの品数を充実させ、レイアウトを使いやすく改良。機内エンターテイメントもオンデマンド式とし、10インチのスクリーンで楽しむことができる。

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