サイパン、受入態勢の向上にサプライヤーが共同で努力−JSTAが説明

酒井氏は観光客が減少する中、「せっかくの訪問客に元気がないと思われては仕方がない」とし、現地では「ゆったりできた、満足できた」と思われるような、ゆとりのあるサービス提供に従来以上に取り組んでいると説明。コストカットがサービス面に反映されないよう、努めているという。一方で、サイパンツアーの低価格化を懸念。「現地での消費金額はツアー値に比例している」として、「デスティネーションの価値をあげることが必要」と訴える。例えば、ビジネスクラス利用で現地では専用車移動などデラックスなパッケージツアーの利用者が増えつつあり、「満足度がある証拠」として、旅行会社に造成を働きかけていく意向だ。