オークラ、台湾へ初進出、10年までにシティとリゾートの2軒をオープン

  • 2007年9月14日
 ホテルオークラは台湾に本格的に進出、アジアを中心としたネットワーク拡充に取り組む。オークラでは「ソウル新羅ホテル」や「オークラ・ガーデンホテル上海」など、アジア市場に進出しており、近年では06年10月の「バンヤンツリー・ホテルズ&リゾーツ」と、今月には「タージ・ホテルズ・リゾーツ&パレス」とジョイントマーケティング契約を締結するなど、アジアでのネットワーク拡充を取り組んでおり、今回の台湾進出をこれまでのアジア戦略を加速させる取り組みと位置づける。台湾はもとより、アジア全域でオークラ・ブランドの向上と販売チャネルの拡充を図る。両ホテルのオープンにより、オークラの海外ホテル数は9軒となり、うちアジア圏が5軒に拡充する。

 台湾の第1号ホテルは、最も人気のある日月潭の湖畔に2009年春、超高級リゾートをオープン。地下3階、地上11階の建物に全97室で展開する予定。2010年には台北にスモールラグジュアリーをコンセプトにしたシティホテルを開業。地下7階、地上18階で全200室を設ける予定。台北駅から車で5分、中山駅から徒歩2分の立地だ。日月潭のリゾートは、現地のウェン・ワン・デベロップメントと、台北のホテルは金翔泰実業股■有限公司と運営受託契約を結んだ。
※■=にんべんに、つくりが「分」