関西国際空港の航空会社16社、SITAのシステム導入−C/IN簡潔に

  • 2007年9月12日
 国際航空情報通信機構(SITA)は9月10日、関西空港の北ターミナルを拠点とする航空会社16社、地上支援業務企業1社で構成する関西CUTEクラブと、共同で利用が可能なチェックインシステムの導入を決定した。契約は数百万ドル規模としており、プロジェクトは6月から開始しており、引渡しは10月を予定している。このシステムの導入により、現在の異なる3つのシステムを統合、チェックインシステムが簡潔になり、今後の100%eチケット化に向けてのサポート体制も整うことになる。

 なお、関西CUTEクラブは、ルフトハンザドイツ航空(LH)、タイ国際航空(TG)、全日空(NH)、ユナイテッド航空(UA)、ノースウエスト航空(NW)、エアカナダ(AC)、KLMオランダ航空(KL)、エールフランス航空(AF)、カタール航空(QR)、エバー航空(BR)、フィンランド航空(AY)、エアインディア(AI)、大韓航空(KE)、アシアナ航空(OZ)、キャセイパシフィック航空(CX)、ジェットスター航空(JQ)とキャセイ関西ターミナルで構成、北ウイングの100近いチェックインカウンターを網羅するシステムとなる。