JALグ、7月の国際線旅客数は0.2%減−太平洋・オセアニア線は利用率改善

  • 2007年8月31日
 JALグループの7月の国際線輸送実績は前年比0.2%減の118万7073人となった。利用率は72.7%で前年から0.2%ポイントの減少。このうち、国際線の路線別では韓国線が23.4%増の16万8544人となったほか、中国線が11.7%増の17万6260人、東南アジア線が1.7%増の37万6928人と増加。グアム線は有効座席キロ(ASK)が3.5%増で、旅客数は1.1%減の4万8208人、欧州線はASKが4.8%増で旅客数は1.4%減の12万3947人と旅客数の減少は小幅に留まった。太平洋線、オセアニア線は前年から供給量が大きく減少しているが、供給量の減少幅より旅客数の減少幅は少なく、利用率は改善を示しており、オセアニア線は74.1%と前年から8.1%ポイントの増加となった。

▽路線/旅客数(前年比)/利用率(前年比)
太平洋線 24万8757人(14.5%減)/80.9%(0.7%ポイント増)
欧州線 12万3947人(1.4%減)/72.9%(4.1%ポイント減)
東南アジア線 37万6928人(1.7%増)/66.1%(1.9%ポイント増)
オセアニア線 4万2753人(23.6%減)/74.1%(8.1%ポイント増)
グアム線 4万8208人(1.1%減)/77.6%(3.7%ポイント減)
韓国線 16万8544人(23.4%増)/79.9%(10.3%ポイント増)
中国線 17万6260人(11.7%増)/56.7%(2.4%ポイント減)
その他 1676人(33.0%減)/66.9%(7.8%ポイント減)
合計 118万7073人(0.2%減)/72.7%(0.2%ポイント減)