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KNT、旅行券など未使用分の特別損失計上−中間、12月通期の業績を下方修正

  • 2007年8月24日
 近畿日本ツーリストは旅行券等の未使用分を特別損失として49億4100万円を計上、平成19年12月期の中間、および期末決算予想を下方修正した。これは2007年度から引当金の計上が変更されることを受け、1年前倒しで適用することで、グループの財務基盤の安定化を図るねらい。なお、これに伴い、今期の業績予想が赤字となることから、期初予想で予定していた2.0円の配当を見送る。新たな業績予想は下記のとおり。

▽近畿日本ツーリスト業績予想
・中間期連結(修正予想/修正額)
営業収益 372億円(18億円減)
経常利益 (損失)16億6000万円(4億6000万円減)
当期純利益 (損失)61億円(46億円減)

・12月期連結
営業収益 830億円(45億円減)
経常利益 14億円(14億円減)
当期純利益 (損失)41億円(54億円減)