キャセイパシフィック、上半期の最終利益は54.7%増で過去最高
キャセイパシフィック航空(CX)の2007年度上半期の最終利益は、25億8100万香港ドル(約392億6512万円)と前年同期を54.7%上回り、過去最高を記録した。総売上高は、270億8600万香港ドル(約4119億3531万円)から346億3400万香港ドル(約5267億2843万円)へと27.9%増加したものの、燃油価格の高騰から総燃油費用が105億5300万香港ドル(約1604億9447万円)となるなど、コストが膨らんでいる。旅客部門の売上高は、14.6%増となる182億7500万香港ドル(約2779億3391万円)を記録。座席供給数が2.9%増加したのに対し、総輸送旅客数は4.1%増の850万人であった。平均旅客単価は、特に長距離路線のファーストクラスとビジネスクラスの堅調な需要に支えられて、10.9%増の50.8香港セント(773.27円)となった。なおCXでは今期から、CXグループの業績に香港ドラゴン航空(KA)の業績を含めた連結決算としている。