HIS、夏休みの予約数はアジア方面の間際予約中心に堅調な伸び−全体で19%増

  • 2007年7月27日
 エイチ・アイ・エスによると、7月14日から9月30日までの夏休み期間の予約状況は7月20日現在、前年比19%増となっているという。特に7月以降に予約数の伸びが大きいアジア方面を中心に堅調な伸び。この、間際予約については出発日前1ヶ月以内の申込みは、7月中出発のうち46%を占め、さらに出発10日前の予約は13%を占めているという。昨年7月の実績では、1ヶ月以内の予約数は47%であり、昨年の数値を上回ること、8月についても間際予約が引き続き伸びるとHISでは予想している。

 また、6月30日現在でHISが発表した人気予定の渡航先は1位から3位まで、ホノルル、グアム、ソウルと変化はないが、今回の発表ではバンコクが4位に上昇し、インドネシア(前回発表、バリ島)が5位と入れ替わり。ロンドンが前回の9位から6位に上昇したほか、香港、上海が上昇している。これは上記のように近場のデスティネーションの間際予約が進んでいるものと見られる。HISによると、6月末の予約数から韓国は86%増、台湾79%増、香港77%増、中国70%増となり、7月に入ってからも予約が堅調に伸びている。