エールフランス航空、成田ラウンジをリニューアル、世界初のデザイン採用

ラウンジのデザインは、赤と白、オーク材のベージュ色を基調としたもので、「贅沢でありながらさりげなく、シンプルでありながらひねりのあるディテール」が特徴。全体的には壁を少なくすることで開放感を生み出し、その代わりにソファのヘッドレスト部を広めにデザインし、プライバシーを確保している。実用的な面では、無線LANによるインターネット接続や、各ソファの隣にパソコン用の電源を備えた読書灯を配置し、ラウンジ内のどの場所でもパソコンで作業ができるように配慮。AFによると、「人と会う、パソコンで仕事をする、食事をとるなど、様々なニーズにフレキシブルに応えられる」ことを目指している。提供する食事については現在研究中であるとしながらも、「利用者にとって一番魅力的なものを提供していきたい」とし、温かい食事なども候補に挙がっているようだ。
なお2007年秋には、このデザインコンセプトを採用したラウンジが南アフリカのヨハネスブルグにも完成する予定だ。