エバー航空、関西/台北路線にB777-300ER型機を投入、3クラス制で運航

  • 2007年7月3日
 エバー航空(BR)は7月1日から、関西/台北路線にボーイング777-300ERでの運航を開始した。座席数はプレミアムローレルクラス42席、ビジネスクラスとエコノミークラスの中間であるエリートクラス63席、エコノミークラス211席の計316席で、従来のエアバス330−200型機の2クラス制・全252席より約25%増加する。ただし、6月30日まで同路線は週11便の運航であったが、輸送量の制限と機材繰りの都合により、7月1日から8月26日までは週2便、8月27日からはさらに週2便を運休して1日1便体制となり、同路線の座席数は約20%の減少となる。

 なお、今回導入した「エリートクラス」は「エバーグリーンデラックスクラス」の名称を変更したもので、97センチメートルのシートピッチと47センチメートル幅のビジネスクラスシートを採用。モニターは従来の5.6インチから8.4インチタッチスクリーン液晶モニターに変更している。また、エコノミークラスは全ての座席にAVOD機内エンターテイメントシステムを設置し、モニターも8.4インチタッチパネル液晶モニターを設置。84センチメートルのシートピッチに46センチ幅のシートを使用する。同路線のスケジュールおよび使用機材は以下の通り。

▽BR関西/台北線・運航スケジュール(発着時刻/使用機材/運航日)
BR2131 KIX 13:00発 TPE 14:50着/B777-300ER※1/毎日
BR2137 KIX 21:00発 TPE 22:50着/A330-200※2/火・金曜日※3

BR2132 TPE 08:30発 KIX 12:00着/B777-300ER※1/毎日
BR2138 TPE 16:30発 KIX 20:00着/A330-200※2/火・金曜日※3
 ※1.7月1日から8月26日の期間、木曜日はA330-200型機で運航
 ※2.機材はハローキティジェット・バージョン2
 ※3.8月27日から運休