日本航空、エグゼクティブクラスで食事メニューを拡充−サービス手法も変更

  • 2007年6月28日
 日本航空(JL)はエグゼクティブクラスの食事メニューの充実、アップグレードを行う。7月1日のシカゴ線から実施し、対象路線を拡大していく計画だ。機内食については、季節毎に京都の一流料亭の味を楽しめるようにし、その第一弾として、7月から8月の日本発シカゴ行きで京都料理芽生会に加盟する「魚三楼」の料理を提供する。その後についても、京都料理芽生会に加盟する「たん熊北店」、「わた亀」、「瓢亭」などの料亭とコラボレーションした料理を提供して行く計画だ。JLは先ごろ、客単価の向上などを目指した戦略を打ち出しており、特にビジネスクラスでのサービス拡充を目指したプレミアム戦略として打ち出している。同様のサービスは9月にニューヨーク線、12月にはロサンゼルス線、サンフランシスコ線で展開する。

 これと同時に、客室乗務員のサービス体制を変更し、1人の乗客に対して搭乗した最初から最後まで、1人のCAが対応することとする。これにより、きめ細かいサービスの提供につなげる。また、食事のサービスについても、CAがギャレーから手で運ぶ。

▽日本航空サイト「シカゴ線のエグゼクティブクラスに新サービス」
http://www.jal.co.jp/inflight/inter/chicago/