平成18年度の国際航空輸送実績は1.5%減の1741万人、国内は過去最高

  • 2007年6月27日
 国土交通省がまとめた平成18年度の航空輸送統計によると、本邦運送事業者の国際航空運送事業者による国際航空輸送実績は、前年比1.5%減の1741万人、人キロベースでは794億5722万キロで3.5%減であった。座席利用率は72%と前年より1.9ポイント上昇した。方面別では中国が16.6%増の321万4531人、その他アジアが3.5%増の376万7130人とアジア方面は前年を上回ったものの、太平洋方面が22.2%減の233万5682人、オセアニアが10.5%減の56万4208人、ヨーロッパが5.7%減の180万5680人、アメリカが1.9%減の205万6261人と減少した。

 一方、本邦運送事業者の国内的航空運送事業者による国内定期航空輸送実績は2.6%増の9697万人で過去最高を記録。人キロベースでも2.6%増の857億4649万人キロで、座席利用率は64.4%とほぼ前年並みであった。路線別では札幌線が7.5%増の980万4267人、沖縄線が5.1%増の519万5646人と好調に推移した。