南オーストラリア州、原風景と自然の中で本物に触れる旅をアピール

  • 2007年6月15日
 南オーストラリア州政府観光局は、同州の持つ自然と生活感溢れる市街など、本物志向の素材の揃ったデスティネーションであることをアピールしていく。同局の斉藤麻帆氏は「風景はテーマパークではなく本物で、食事も州内で採れた素材で調理されたもの。自分で歩き、自ら車を運転するなど、雄大な自然とその恵みを五感で体験する旅ができる」と、同州の魅力を強調。団塊世代、30・40代女性、さらに日本人訪問客の半数以上を占めるという語学研修・留学の学生の3大市場に向け、発信していく。

 セミナーではコアラやアシカなど、野生動物に接近できるカンガルー島や、アシカと泳げるアードベイのほか、オーストラリアで最大・最長のマレー河でのエコクルーズを紹介。18歳以上の国際免許所持者なら操縦が可能というハウスボードでの滞在を組み込んだパッケージ商品が発売されたことなども紹介し、新しい同州の観光を提案した。