メキシコ政観とカンクン観光局、カンクンのビーチと世界遺産をアピール

メキシコ政府観光局駐日代表のギジェルモ・エギアルテ氏によると、2006年の日本人訪問者数は10万人を超え、そのうちの約40%はカンクンのみを目的地としていた。さらに約30%はメキシコシティでの滞在を含んだ日程でカンクンを訪れており、合計で約70%がカンクンを訪れたという。全体として、パッケージを利用した旅行者がFITとしてリピーター化する傾向が高く、女性は20歳代から35歳くらい、カップルは50歳から60歳前後の層が多い。今後についてエギアルテ氏は、ビーチリゾートや子供用施設の豊富さでファミリー層、世界遺産などの文化要素でシニア層の需要を喚起していくことに言及。今年の目標が当初は前年比15%増であったものの、1月から4月までの実績が既に15%増を記録していることから、目標を20%増に変更したことを明らかにした。