スカンジナビア航空（SK）は6月11日、第11回SAS写真コンテストの授賞式を開催した。SKは、スカンジナビアのオーロラと冬景色の2つの魅力をアピールする目的で、1997年から同コンテストを開催している。

　今回は最優秀賞のほか、協賛各社からSOS賞、ノルウェーシーフード賞、イルムス賞、北欧の匠賞、カールスバーグ賞、月間天文ガイド賞、パイロット賞、スーリー賞の9部門14名について表彰を行った。最優秀賞には新谷明一さんの「冬の夕暮れ」を選出、SKがエコノミーエクストラ往復航空券を、副賞としてペンタックスがデジタルカメラ「K100d」、スカンジナビア政府観光局がロイヤルコペンハーゲンのカップ＆ソーサーを新谷さんの代理で出席した父親に手渡した。受賞写真は新谷さんがトゥルクでアーキペラゴを訪れた際、旅客船が通り過ぎて湖の氷が割れ流氷になり、水面に浮かびうねっていたものを写したものだという。

　また、SKの日本地区総支配人のアーランド・オルセン氏は、SK独自のガイドブック「旅度旅」を発行、旅行会社の商品企画や旅行の計画に役立てて欲しいと語った。このガイドブックは今後、年2回、5月と10月に発行し、5月は冬休み向け、10月は夏休み向けの旅行に役立つ情報を提供する。創刊号はスウェーデン、デンマーク、ノルウェーの3ヶ国に加えて、冬のデスティネーションとしてコペンハーゲン以遠のスペイン、イタリアの紹介も盛り込んでいる。セミナーなどを中心に配布する予定だが、SKのスカンジナビア航空旅客営業管理・マーケティングにファックスで請求した旅行会社には都度、対応するという。

▽SAS写真コンテストウェブページ
http://www2.flysas.co.jp/ja/travelinfo/11th_contest/index.html

▽スカンジナビア航空旅客営業管理・マーケティング
FAX：03-5425-8160