ノースウエスト航空、関西/サイパン線を12月21日からデイリー運航へ

  • 2007年6月11日
 ノースウエスト航空(NW)は12月21日から、関西/サイパン線のデイリー運航を再開する。利用機材はボーイング757型機でビジネスクラス20席、コーチクラス162席のデイリー運航。関西発は午前10時30分と昼の時間帯に運航、サイパン発は午後4時20分で深夜便とは異なる旅程を組むことができる。皆木良次NW西日本営業支店支店長は「新しいサイパンをプロデュースしていただきたい」と語り、旅行会社に販売の協力を求めている。

 特にサイパンに関してはマリアナ政府観光局(MVA)が近畿圏発の訪問者数の減少に懸念を示していたところ。コンチネンタル航空が8月1日から9月3日までの夏季繁忙期に関西/グアム線、関西/サイパン線を運航することで、夏については一定の目処が付いていたが、NWの就航表明で多客期の対応については一定の道筋が付いた形だ。

▽NW 関西/サイパン線
NW84便 KIX 10時30分発/SPN 15時05分着
NW83便 SPN 16時20分発/KIX 19時00分着


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