ラスベガス、変化するデスティネーションをアピール−MICEやグループが増加

ラスベガス観光局日本およびアジア地区代表の岡田恭輔氏によると、現在、MICE関連が順調に推移。ラスベガス全体では全訪問者のシェアは16%で、日本からも現在、2000名規模が訪問しているほか、複数企業が訪問を予定しているという。また、MICEに加え、日本市場は社員旅行が増えているなど、グループでの旅行需要が堅調に動いているようだ。
ラスベガスは現在客室総数が13万室だが、2010年までに4万室増加し、17万室で、2010年以降には18万室にまで増加する見通し。2007年4月の客室稼働率はホテルに限ると93.2%で、週末は94.6%、平日は87.6%と非常に高い稼動。旺盛な需要への対応で、今年は既に2567室のプラネット・ハリウッド・リゾート&カジノが開業しているほか、ベネチアンの姉妹ホテルであるパラッツオもオープンを予定している。さらに、2008年にはトランプ・インターナショナル・ホテル&カジノ、パームス・プレイス、コスモポリタン、アンコールなど続々とオープンする予定だ。
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