フィンランド航空、成田、名古屋線に新機材エアバスA340-300E型機を導入

  • 2007年6月5日
 フィンランド航空(AY)は5月25日、新機材エアバスA340-300E型機を受領し、成田と名古屋の路線での運航を開始した。これはAYが今後、長距離路線用に導入するエアバス社製機材の第1号機。6月中旬には2号機を就航させるなど順次機材の更新を行い、2010年末には全ての長距離線用機材をエアバスに切り替える予定。

 今回の導入機材は、ビジネスクラス42席、エコノミークラス227席を配置し、全ての座席に「レカロ社」製のシートを採用している。また、各シートにパーソナル・モニターを設置、PC用の電源、iPod用のUSBコネクタも装備した。エンターテイメント・システムも一新しており、テレビ・オーディオプログラムに加え、20タイトルの映画や16種類のゲームチャンネル、60タイトルのCDからのオリジナル・プレイリストの作成など、オンデマンドで利用ができる。さらに、全シートに衛星電話を設置し、離れた座席同士での通話が無料で出来るほか、eメールの送受信も可能だ。