スカンジナビア航空（SK）は2日、東京で「SASオスカー・アワード」5部門の授賞式を開催し、最も貢献した旅行会社を表彰するベスト・セールス・パフォーマンス賞にエイチ・アイ・エスを選出した。ベスト・プロダクト・デベロップメント・ノルウェー賞はジェイティービー、ベスト・プロダクト・デベロップメント・デンマーク賞は日本旅行、ベスト・プロダクト・デベロップメント・スウェーデン賞はトップツアー、アウトスタンディング・プロダクト・デベロップメント賞はエフネスが獲得した。

　表彰式の席上で、冬の商品造成に向け、ノルウェーのトロムソとスウェーデンのキールナの2つの街と、コペンハーゲンやストックホルムでのクリスマスを紹介。トロムソは北極圏最大の街で、北極圏にまつわる博物館や美術館、オーロラ観測など観光素材が豊富。SKはオスロから毎日4便から10便を運航しており、ベルゲンやボードーから沿岸急行船「フッティルーテン」を利用して訪れるのも魅力的だという。キールナは、アビスコ国立公園のトレッキングコース「王様の散歩道」の発着点で、夏にはハイキングやトレッキング、登山など、冬には犬ぞりやスキーなどのアクティビティが豊富だ。晴天率も高く、街明かりも少ないためオーロラ観測にも適しており、アクセス面では、SKがストックホルム／キールナ線を毎日運航している。クリスマスについては、コペンハーゲンの「チボリ公園」、「ニューハウン」、ストックホルムの「ガムラスタン」、「スカンセン野外博物館」などの場所を例示し、素朴で暖かみのあるクリスマスの雰囲気を紹介した。