シンガポール政観、需要拡大に向けインフラ構築、大型施設の開発を予定

インフラ整備の例として、2009年に「マリーナ・ベイ・サンズ」のオープンを予定。57万平方メートルの敷地にグレードの異なるホテル3棟、11万平方メートル以上の国際会議場、空中庭園などを建築し、特にMICE向けに開発している。また、2010年に完成予定の「リゾートワールド・アット・セントーサ」は、「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」など4つのテーマパーク、大型スパや6棟のホテルなど、レジャー利用を意識した開発プランだ。
同観光局のマネージャー・吉田明子氏は「シンガポールは、空路や海路などアクセス面での環境が整っており、ビジネスでは既にアジア地域のMICE主要国としての立場を確立している」と話し、これらのプランはそれを強めるものだと説明。特に両プランともにカジノを設置し、訴求力を強化する構えだ。またレジャー需要では今年の夏期に向け、6月からファミリーと女性をイメージした新聞広告を展開するという。。