日中35周年、上海のジャパンウィーク「目玉」−二階氏もANTA会員に参画促す
日本旅行業協会(JATA)は、日中国交正常化35周年記念の訪中団について、一連のイベントのうち、上海で開催される「ジャパンウィーク」を「目玉」としたい考えだ。特に、ジャパンウィーク2日目の9月23日に合わせ、約3000名程度の訪問を期待しているという。JATAによると、ジャパンウィークに関連しJTBが1000名単位の集客を目標としている。また、旅行各社の取り組みでは近畿日本ツーリストが9月25日に西安で「中秋の名月コンサート」を企画中であるほか、ジャルパックが日本航空(JL)のチャーター便を利用したパッケージ商品の造成を予定しており、準備が着々と進められている。こうした状況を受け、地方自治体、経済団体、旅行会社の動向について情報収集、調整等を目的に、JATAでは事務局内に推進室を設け、この記念行事に専任する箇所を立ち上げた。
また、16日に全国旅行業協会(ANTA)理事会に出席した会長の二階俊博氏は日中国交正常化35周年記念交流事業について、静岡県知事の石川嘉延氏を座長として1000名の訪中団、また熊本県の旅行業協会が今年設立35周年を迎えることから、共同の記念事業を計画していることなどを紹介、ANTAとしても会員旅行会社に対して交流事業への参加を訴えた。具体的な参加については各社、各団体の自主性に任せるとしているが、現地での伝統芸能の披露など、創造性の発揮に期待を示した。
また、16日に全国旅行業協会(ANTA)理事会に出席した会長の二階俊博氏は日中国交正常化35周年記念交流事業について、静岡県知事の石川嘉延氏を座長として1000名の訪中団、また熊本県の旅行業協会が今年設立35周年を迎えることから、共同の記念事業を計画していることなどを紹介、ANTAとしても会員旅行会社に対して交流事業への参加を訴えた。具体的な参加については各社、各団体の自主性に任せるとしているが、現地での伝統芸能の披露など、創造性の発揮に期待を示した。