シンガポール航空、07年度の旅客数は過去最高、グループ最終益が7割増に

  • 2007年5月17日
 シンガポール航空(SQ)グループの2006/2007年会計年度(2006年4月1日〜2007年3月31日)は、営業収入が前年比3.6%増の144億9400万シンガポールドル、営業利益が8.3%増の13億1400万シンガポールドルで、純利益は71.6%増の8億8800万シンガポールドルと、大幅に拡大した。グループのうち、特にSQが好調で、旅客数は7.9%増の1834万6000人と過去最高を記録。旅客輸送量(RPK)は7.7%増となり、旅客輸送率は3.6ポイント増の79.2%となった。

 ただし、コスト面は主に燃油価格が10.5%増となった影響で、グループ全体で8.7%増の131億8000万ドルに増加。このうちの37.3%が燃油費で、前年比で2.3ポイント増となったという。