スカイマーク、安全管理体制や競争激化で営損51億円−今期は営利23億円予想

  • 2007年5月16日
 スカイマーク(BC)の平成19年3月期は売上高11.3%増の397億2500万円、営業損益は51億7600万円の赤字(前年:18億7000万円の赤字)、経常損益は49億1700万円の赤字(前年:11億6900万円の赤字)、当期純損益は49億4400万円の赤字(前年:7億100万円)となった。安全管理体制での問題で第1四半期に旅客数が大幅減となったほか、搭乗者数は昨年8月以降に改善しているものの、競争激化による旅客単価減が響いた。また、原油価格の上昇で燃料費の負担増、機材費の増加、機材の返還に備えた返還整備費として26億2200万円を計上し、整備費は39.5%増と大きく増えた。

 20年3月期については営業利益など黒字を予想しており、売上高は19.5%増の475億円、営業利益23億円、経常利益24億円、当期純利益24億円を予想している。