記事アクセスランキング 1位はJL、今期連結益70億円予想(5月1日〜11日分)
[総評] ゴールデンウィークのお休みが明け、週始めはゆっくりと、後半になるにつれ本格始動という形になっている、という方も多いのではないかと思います。GWの実績値を見ると、昨年比で減少する数値もありますが、感触としてはまずまずといったところでしょうか。大きな事故も無く、ほっとしているところでもあります。さて、今日は5月1日からのデータでランキングをご紹介します。
1位、3位、そして6位に日本航空(JL)と全日空(NH)の決算関係のニュースが登場しています。JLは最終損益が赤字となりましたが、本業では「改善」しつつあるようです。再建に向けた取り組みを進めていますが、特にレジャー路線の運休等による余剰機材をチャーター便に活用するなど、需要にあわせた運航を積極化する展開に注目したいところです。また、特別早期退職対象を部長級から次長課長級へと広げるなど、人事削減策も気になるところです。一方NHは、決算は非常に良好のようで、JLが力を入れるチャーターでも、中国方面への展開を発表しました。こうした動向も旅行業界としては注目されるところです。
5位に入った二重予約の対応については、特に最近、私も頻繁に、旅行会社の方から二重予約をはじくようなソフトを各航空会社が導入し、同姓同名への対応から警告がでるといった実例を聞いており、現場では日常的なテーマとなっているようです。GWやお盆などのピーク時には、こうした二重予約が回避されることで、予約率ではなく実際の搭乗率の高さへと反映されることになるので、航空会社、旅行会社ともに商機会の拡大に繋がるメリットもあります。
さっそく、雑感として、「二重予約で旅行業者に不利益を生じさせた責任は消費者には無いのか」というご意見をいただきました。現在の行政の考え方からすると「消費者に責任は無い」、と考えますが、一方で「自己責任」が叫ばれる時代背景から、「ある」とみなされる対応も考えられます。ただし、前提として「二重予約をすると、予約がはじかれる」ということが、周知される必要があるでしょう。
成田空港のCSアワードの受賞者が上位10傑に入ったことは歓迎すべきでしょう。旅行・観光がサービス産業でお客様への対応が重視される中、こうした記事が多く読まれることは非常に喜ばしいことです。この記事が流行の「CSの向上」につながると良いですね。(鈴木)
▽トラベルビジョン・記事ランキング(4月第4週:5月1日〜5月11日午後4時)
第1位
◆日本航空、今期の連結最終損益は70億円の見通し−人件費約500億円削減へ(05.10)
第2位
◆スリランカ航空、離発着制限を受け日本路線の運航路線とスケジュール変更へ(05.08)
第3位
◆日本航空、本業の航空事業は改善、最終損益は繰延税金資産取崩し純損計上へ(05.07)
第4位
◆全日空、B787に日系で初めて「エレクトロニック・フライト・バッグ」導入(05.10)
第5位
◆法律豆知識(125)、航空券手配に関する最近のトラブル〜二重予約の対応(05.10)
第6位
◆ANA、純利益が22.2%増、国際線旅客10.1%増、旅客単価10.3%増(05.07)
第7位
◆デルタ航空、チャプター11脱却、新ブランド採用し、国際線拡大路線継続へ(05.07)
第8位
◆コンチネンタル航空、夏季限定で関西発グアム、サイパン行きを運航(05.08)
第9位
◆成田空港、今春のCSアワード4名を決定、授賞式を実施(05.09)
第10位
◆HIS、ゴールデンウィーク直後に海外旅行促進キャンペーンを展開(05.07)
1位、3位、そして6位に日本航空(JL)と全日空(NH)の決算関係のニュースが登場しています。JLは最終損益が赤字となりましたが、本業では「改善」しつつあるようです。再建に向けた取り組みを進めていますが、特にレジャー路線の運休等による余剰機材をチャーター便に活用するなど、需要にあわせた運航を積極化する展開に注目したいところです。また、特別早期退職対象を部長級から次長課長級へと広げるなど、人事削減策も気になるところです。一方NHは、決算は非常に良好のようで、JLが力を入れるチャーターでも、中国方面への展開を発表しました。こうした動向も旅行業界としては注目されるところです。
5位に入った二重予約の対応については、特に最近、私も頻繁に、旅行会社の方から二重予約をはじくようなソフトを各航空会社が導入し、同姓同名への対応から警告がでるといった実例を聞いており、現場では日常的なテーマとなっているようです。GWやお盆などのピーク時には、こうした二重予約が回避されることで、予約率ではなく実際の搭乗率の高さへと反映されることになるので、航空会社、旅行会社ともに商機会の拡大に繋がるメリットもあります。
さっそく、雑感として、「二重予約で旅行業者に不利益を生じさせた責任は消費者には無いのか」というご意見をいただきました。現在の行政の考え方からすると「消費者に責任は無い」、と考えますが、一方で「自己責任」が叫ばれる時代背景から、「ある」とみなされる対応も考えられます。ただし、前提として「二重予約をすると、予約がはじかれる」ということが、周知される必要があるでしょう。
成田空港のCSアワードの受賞者が上位10傑に入ったことは歓迎すべきでしょう。旅行・観光がサービス産業でお客様への対応が重視される中、こうした記事が多く読まれることは非常に喜ばしいことです。この記事が流行の「CSの向上」につながると良いですね。(鈴木)
▽トラベルビジョン・記事ランキング(4月第4週:5月1日〜5月11日午後4時)
第1位
◆日本航空、今期の連結最終損益は70億円の見通し−人件費約500億円削減へ(05.10)
第2位
◆スリランカ航空、離発着制限を受け日本路線の運航路線とスケジュール変更へ(05.08)
第3位
◆日本航空、本業の航空事業は改善、最終損益は繰延税金資産取崩し純損計上へ(05.07)
第4位
◆全日空、B787に日系で初めて「エレクトロニック・フライト・バッグ」導入(05.10)
第5位
◆法律豆知識(125)、航空券手配に関する最近のトラブル〜二重予約の対応(05.10)
第6位
◆ANA、純利益が22.2%増、国際線旅客10.1%増、旅客単価10.3%増(05.07)
第7位
◆デルタ航空、チャプター11脱却、新ブランド採用し、国際線拡大路線継続へ(05.07)
第8位
◆コンチネンタル航空、夏季限定で関西発グアム、サイパン行きを運航(05.08)
第9位
◆成田空港、今春のCSアワード4名を決定、授賞式を実施(05.09)
第10位
◆HIS、ゴールデンウィーク直後に海外旅行促進キャンペーンを展開(05.07)