全日空、B787に日系で初めて「エレクトロニック・フライト・バッグ」導入

  • 2007年5月10日
 全日空(NH)は、2008年の導入を予定するボーイング787型機、2007年5月から導入予定のB777-300ER型機に、日系航空会社として初めて「ボーイング・エレクトロニック・フライト・バッグ(EFB)」を搭載する。EFBは、航空機運航時の安全面や効率性の向上を目的に、コックピット内の画面で運航マニュアルの閲覧や空港など地上での自機位置の表示を可能にしたもの。運航に必要な情報などは従来紙を主体としていたが、EFBの搭載で電子化され、具体的には夜間の視認性の向上や検索、閲覧が容易になるという。