DS模擬問題:ドイツ編2

  • 2007年5月7日

問 ドイツを代表するアルプスリゾート、ガルミッシュ・パルテンキルヒェンからは登山列車が運行しており、ドイツの最高峰の山に登ることができる。このドイツ最高峰の名前はどれか。
 
 A ツークシュピッツェ
 B アルプシュピッツェ
 C ヴァッツマン
 D イェンナー

  ――正解は最下行へ

ここに注目!


▽熟年・シニアに人気のハイキング
ドイツには全土にたくさんのハイキング(ヴァンデルング)コースがあり、森やブドウ畑、古城などの景観が楽しめるライン川沿いのラインガウ地方、最大の森林地帯である黒い森などでのハイキングは、既に各種のツアーにも組み込まれている。日本人に一番人気のハイキングの舞台となるアルプスはスイスを中心とした旅程が多いが、ドイツアルプスと南部の小さな村々を巡り、ドイツならではの郷土色を楽しむ旅もおすすめだ。登山電車やロープーウェイを途中下車して、散歩程度に歩いてみることもできる。

フュッセンから東南東へ約70キロメートルほどに位置するドイツ最高峰の「ツークシュピッツェ」は標高2964メートル。バイエルン・ツークシュピッツ登山鉄道が、拠点となる町ガルミッシュ・パルテンキルヒェンから山頂までを鉄道とロープウェイで結んでいる。

ガルミッシュ・パルテンキルヒェンでは2度の冬季オリンピックが開かれた。バイエルンアルプスの美しい山々は夏はハイキング、冬はスキーを楽しむ人々で賑う。山頂まで徒歩で登る場合の所要時間は2日程度。食事や宿泊のためのロッジが点在している。



▽ガルミッシュ・パルテンキルヒェン近郊の見どころ
・アルプシュピッツェ山
標高2628メートルのアルプシュピッツェ山は、ガルミッシュ・パルテンキルヒェンのシンボル。頂上までの道のりでは素晴らしい景色が楽しる。真っ白な雪に覆われた冬の山道は特に美しいことで有名。

・パルトナッハクラム峡谷
渓谷地帯のパルトナッハクラムは1912年に天然記念物に指定されている。長さ約800メートル、高さは約90メートルで、冬でも登ることが可能。その岩壁には奇妙な形の天然の氷の彫刻が形成され、素晴らしい光景が広がる。


▽ドイツアルペンルートのハイキング
・ベルヒテスガーデン〜イェンナー山
オーストラリアとの国境に近い山岳地帯の町・ベルヒテスガーデンからは、氷河期の氷が溶けてできた美しいエメラルドグリーンのケーニヒ湖でのクルーズのほか、ロープウェイで標高1874メートルのイェンナー山を登り、90分ほどの手軽なハイキングを楽しむことができる。頂上からはドイツで2番目の標高(2713メートル)であるヴァッツマン山など、見事な景観が広がる。

ドイツ観光局 ハイキング http://www.visit-germany.jp/JPN/nature_active_recreation/hiking.htm
オストバイエルン観光局 http://www.oberbayern-tourismus.de/





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