アメリカン航空、07年度第1四半期は8100万米ドルの黒字計上
アメリカン航空(AA)の親会社であるAMRコーポレーションの2007年度第1四半期で純利益が前年を1億7300万米ドル上回る8100万米ドル()となり黒字を計上した。四半期決算での黒字化は4回連続で、2000年度以来の第1四半期での黒字。バランスシートと流動性を改善し、新機材の導入のほか、製品とサービスへ再投資を行った。AMRコーポレーションでは今回の結果に満足しつつ、今後も引き続き財務状況の改善を努めていく。なお、第1四半期の有効座席1マイルあたりの旅客収益は前年比4.5%増を記録。搭乗率は前年比で0.9ポイント増の78.1%へと改善、運賃における収益率は第1四半期に前年比3.3%増となり8四半期連続で前年比を上回った。そのほか、有効座席1マイルあたりの経費は前年比0.9%上昇。当初の計画と比べ1.6ポイント高く、第1四半期に発生した悪天候による運休便が主な原因となった。