全日空、中国線就航20周年・日中国交正常化で中国19都市へのチャーター計画

  • 2007年4月17日
 全日空(NH)は中国線就航20周年、日中国交正常化35周年を記念し、今年を「ANA’S CHINA YEAR」として中国路線の供給増を目指す。具体的には8月から9月の期間、現在のボーイング767‐300ER型機の216人機材を大型化し、機材は未定であるもののボーイング777‐300ER型機など247席へと変更する。また、日中国交正常化事業として日中各都市のチャーター便就航が計画として策定されているが、これにあわせ大連、深セン、瀋陽など19都市へ日本の地方都市発を含めて運航する。なお、11月にはNHの中国線20周年を記念するチャーター便として成都への運航を計画しているという。

 また、大連マラソン、北京マラソン、杭州ウォーキング大会などNHがメインスポンサーとなる事業について、日中国交正常化35周年を記念する日中文化・スポーツ交流年の公式事業として認定を受けた。

 既に発表している20周年特別塗装機の名称については「FLY!パンダ」に決定。これは小学生以下の子供たちから約6000点におよぶ応募作品が寄せられた中から選定した。今後、8月を目途にボーイング767型機1機を特別塗装し、北京線や広州線に就航する予定だ。


▽ANA’s CHINA YEARサイト
http://www.ana.co.jp/china20