ANA1603便が高知空港に胴体着陸、事故影響で51便が欠航
ANAグループのエアーセントラルANA1603便は3月13日10時53分、伊丹から高知へと運航、着陸装置が故障したため高地空港に胴体着陸した。機材はボンバルディア社製DHC8-Q402型機。乗務員4名、乗客56名、合計60名に死傷者はなかった。
同機は高地空港に進入中、通常操作で前脚が下りず、再度代替操作にて脚下げ操作を試みたが下りず、胴体着陸となった。代替操作で脚下げ操作実施後も前脚が下りず、そのまま着陸した事例は国内では今回が初めて。国交省は現在ANAグループが保有するボンバルディア社製DHC8-Q400型機13機、および日本エアコミューターが保有する同型機9機に関して、機材点検を要請する耐空性改善通報を13日中に発する方針。NHでは既にボンバルディアDHC8-Q400型機、およびDHC8-Q300型機の確認作業を進めているが、当該機種の運航再開は13日午後19時30分現在未定。今回の事故の影響による13日の欠航便は合計58便となった。
このことから全日空(NH)では13日から23日まで、同期間の搭乗分の航空券所持者に対して、予約便の変更、経路変更、払い戻しを受け付けている。
なお、ボンバルディア400シリーズの過去のトラブルは平成15年以降で、平成15年度が4件、平成16年度が12件、平成17年度が31件、平成18年度が30件。このうち着陸装置に関するトラブルは3件であった。トラブルが多発したことから昨年4月に開催された日本カナダ航空協議でボンバルディア社も参加。国交省からボンバルディア社へ改善を申し入れ、改善に向けた取り組みが進んでいた。
同機は高地空港に進入中、通常操作で前脚が下りず、再度代替操作にて脚下げ操作を試みたが下りず、胴体着陸となった。代替操作で脚下げ操作実施後も前脚が下りず、そのまま着陸した事例は国内では今回が初めて。国交省は現在ANAグループが保有するボンバルディア社製DHC8-Q400型機13機、および日本エアコミューターが保有する同型機9機に関して、機材点検を要請する耐空性改善通報を13日中に発する方針。NHでは既にボンバルディアDHC8-Q400型機、およびDHC8-Q300型機の確認作業を進めているが、当該機種の運航再開は13日午後19時30分現在未定。今回の事故の影響による13日の欠航便は合計58便となった。
このことから全日空(NH)では13日から23日まで、同期間の搭乗分の航空券所持者に対して、予約便の変更、経路変更、払い戻しを受け付けている。
なお、ボンバルディア400シリーズの過去のトラブルは平成15年以降で、平成15年度が4件、平成16年度が12件、平成17年度が31件、平成18年度が30件。このうち着陸装置に関するトラブルは3件であった。トラブルが多発したことから昨年4月に開催された日本カナダ航空協議でボンバルディア社も参加。国交省からボンバルディア社へ改善を申し入れ、改善に向けた取り組みが進んでいた。