国交省、第1回旅館業に係る金融に関する研究会を開催

  • 2007年2月15日
 国土交通省はこのほど、第1回旅館業に係る金融に関する研究会を実施した。これは、旅館業の経営基盤の強化と確立が観光立国の推進のため重要な課題である一方、金融を巡る環境の変化の中で旅行者のニーズに対応した施設の整備などの資金調達が困難になっているとの指摘もあるという。こうした状況下で、旅行業に係る金融面の政策的な対応などについて検討することを目的に、旅館関係団体、有識者、国土交通省が参加する今回の研究会開催に繋がった。同研究会では今年6月を目処に、旅館業に係る現状と課題を捉え、今後の政策的な対応の方向性などについて話し合う。また、関係行政機関や関係金融機関などを招いて意見交換していく。