日本航空、国内のダイナミックパッケージに参入へ、消費者への浸透にも期待
日本航空(JL)は5月から、国内旅行向けのダイナミックパッケージを展開する。これはJLグループの国内線・1日約1000便を対象に、リクルートの「じゃらんnet」、「Yahoo!トラベル」で展開するもの。旅行企画、実施はJALツアーズとなる。
国内旅行のダイナミックパッケージは、全日空(NH)が楽天と共同で立ち上げた楽天ANAトラベルオンラインに続くものとなる。JL/じゃらんでは1日1000便、宿泊施設1万4500軒が対象となる。なお、宿泊施設については改めて、ダイナミックパッケージとして提供するにあたり1万4500軒については契約等で検討されることも予想され、数値としては確定ではない。今回のJLとリクルートの契約では、リクルート側からJLへ宿泊施設のデータベース利用に関して、合意に至っているところで、詳細は今後に委ねられる。
一方、現在、楽天ANAでは1日900便、宿泊施設1万軒と契約。これにより、日本の国内旅行でのダイナミックパッケージ展開に、JLとNHの2社が揃って市場に参入することとなり、消費者への旅行商品の購入方法として「エア+ホテル」のダイナミックパッケージ形式の浸透も期待される。
国内の宿泊商品については、業界関係者からは「じゃらんが強い」という声もあがるほど、店頭の宿泊商品からじゃらんへの移行が指摘されている。じゃらんは紙媒体とインターネットの双方を持ち合わせており、今回のダイナミックパッケージの導入はじゃらんのインターネット部門に限られるものの、宿泊施設の網羅性という観点ではインパクトは大きい。ダイナミックパッケージでは、可能な限りの商品を揃え、消費者が選択できる「仕組みづくり」が重要であるだけに、「足」となるエアはJLだけだが、宿泊施設の数からすると大きな力となる。
また、今後は楽天ANAトラベルオンラインとの競争も注視されるところ。市場の活性化という意味では、JLを利用したダイナミックパッケージの登場が期待されていたが、今後はJL、NHともに利用できるダイナミックパッケージの登場にも注目が集まる。
国内旅行のダイナミックパッケージは、全日空(NH)が楽天と共同で立ち上げた楽天ANAトラベルオンラインに続くものとなる。JL/じゃらんでは1日1000便、宿泊施設1万4500軒が対象となる。なお、宿泊施設については改めて、ダイナミックパッケージとして提供するにあたり1万4500軒については契約等で検討されることも予想され、数値としては確定ではない。今回のJLとリクルートの契約では、リクルート側からJLへ宿泊施設のデータベース利用に関して、合意に至っているところで、詳細は今後に委ねられる。
一方、現在、楽天ANAでは1日900便、宿泊施設1万軒と契約。これにより、日本の国内旅行でのダイナミックパッケージ展開に、JLとNHの2社が揃って市場に参入することとなり、消費者への旅行商品の購入方法として「エア+ホテル」のダイナミックパッケージ形式の浸透も期待される。
国内の宿泊商品については、業界関係者からは「じゃらんが強い」という声もあがるほど、店頭の宿泊商品からじゃらんへの移行が指摘されている。じゃらんは紙媒体とインターネットの双方を持ち合わせており、今回のダイナミックパッケージの導入はじゃらんのインターネット部門に限られるものの、宿泊施設の網羅性という観点ではインパクトは大きい。ダイナミックパッケージでは、可能な限りの商品を揃え、消費者が選択できる「仕組みづくり」が重要であるだけに、「足」となるエアはJLだけだが、宿泊施設の数からすると大きな力となる。
また、今後は楽天ANAトラベルオンラインとの競争も注視されるところ。市場の活性化という意味では、JLを利用したダイナミックパッケージの登場が期待されていたが、今後はJL、NHともに利用できるダイナミックパッケージの登場にも注目が集まる。