トラベラー中間、海旅増で海外土産は10%増、筆頭株主も異動

  • 2006年11月29日
 トラベラーの平成19年3月期中間連結決算によると、売上高3.8%増の94億1900万円、営業利益1億3000万円(前年同期:3億4600万円の赤字)、経常利益8700万円(同:3億100万円の赤字)、中間純利益は6400万円(同:13億9200万円の赤字)であった。

 このうち、海外渡航関連事業については、日本人の出国者数の増加に伴い前年比10.6%増の61億2600万円を記録。逆に国内土産販売事業は愛・地球博を上回るイベントも無く、反動から3.0%減の10億8300万円に留まった。なお、今期の見通しは売上高194億円、経常利益4億円、当期純利益3億円としている。

 また、11月28日付けで主要株主、筆頭株主の異動があった。これまで筆頭株主であり、同社代表取締役社長の神山逸志氏が所有する資産を譲渡したことに伴うもの。筆頭株主は有限会社ワールドワイドが39万2700株、新たな筆頭株主で第3位となるのは同社代表取締役副社長の神山健氏で81万8000株。有限会社ワールドワイドは不動産の売買、管理等の事業を展開し、神山健氏が代表取締役を務めている。