名鉄、旅行事業で半減も名鉄観光サービスは営収2%減(差替)

  • 2006年11月27日
 名古屋鉄道は平成18年9月中間期(平成18年4月1日〜9月30日)の連結業績を発表、このうち名鉄観光サービスを含む旅行業の営業収益は49.5%減の76億800万円となった。これは広告業を展開する名鉄エージェンシーの株式売却に伴い、旅行業に含めたことから発生した大きな減少。名鉄観光サービス単体としては、営業収益は2%減の94億5600万円。
 愛・地球博の反動により前年を下回る結果となったものの、インターネットを利用する「MyYado.com」の在庫強化で増販を図ったほか、不採算店舗の廃止などで収支改善を図った。

 なお、旅行業を含むレジャー・サービス事業は営業収益が前年比19.1%減の331億9800万円。また、名古屋鉄道の連結業績は売上高が10.3%減の3370億4600万円、営業利益が26.3%減の159億5200万円、経常利益が14.0%減の144億7200万円、純利益が45.1%減の25億5600万円となり、減収減益となった。

 主要50社の平成18年4月から9月までの速報値では、総取扱額が9.5%減の550億5338万6000円、海外旅行が2.3%増の124億2283万9000円、外国人旅行が49.9%増の3億2983万6000円、国内旅行が12.8%減の423億71万1000円。


※27日掲載分については、説明不足の点から誤解を招く表記となり、改めて掲載を致します。