阪急阪神HD中期決算、旅行・国際輸送事業は営利20%増、期末の収益を上方修正
阪急阪神ホールディングス(阪急阪神HD)は2006年中間決算(2006年4月1日〜9月30日)を発表、阪急交通社と阪神電気鉄道などを含む旅行・国際輸送事業の営業収益は、前年比20.9%増の414億5200万円、営業利益は20.1%増の23億9000万円となった。旅行事業のうち、海外旅行がサッカーワールド杯開催に伴い、航空座席の供給減少の影響があったが、ヨーロッパ方面が堅調。中国をはじめとするアジア方面も順調に推移した。国内旅行は東北、中四国、九州方面や一部のバスツアーが好調だった。3月期末の予想は営業収益が4000万円と変わらないが、営業収益は前回より175億円増の870億円に上方修正した。
また、阪急阪神HD子会社の阪神電気鉄道の中間決算(2006年4月1日〜9月30日)では、旅行業の営業収益は2.2%減の13億4600万円。海外出張旅行や受注型企画旅行は堅調に推移したが、募集型企画旅行が需要増加により供給座席数が減少し、主力の「フレンドツアー」でツアーあたりの催行人数も減少したという。
また、阪急阪神HD子会社の阪神電気鉄道の中間決算(2006年4月1日〜9月30日)では、旅行業の営業収益は2.2%減の13億4600万円。海外出張旅行や受注型企画旅行は堅調に推移したが、募集型企画旅行が需要増加により供給座席数が減少し、主力の「フレンドツアー」でツアーあたりの催行人数も減少したという。