KNT、第3四半期の営業収益が1.9%増

  • 2006年11月8日
 近畿日本ツーリストの第3四半期業績(平成18年1月1日〜平成18年9月30日)は営業収益が1.9%増の586億5900万円、営業損益27億900万円の赤字、経常利益22億2500万円の赤字、四半期純損失が23億5400万円となった。第4四半期(平成18年1月1日〜平成18年12月31日)予想は、営業収益が865億円、経常利益が25億円、当期純利益が18億円で、第3四半期の連結業績を踏まえ、通期の連結業績予想は中間期に公表した数値に変更はない。
 第3四半期(7月1日〜9月30日)に限ると、グループの営業収益は586億5900万円、営業損失が27億900万円、経常損失は22億2500万円となった。第3四半期は関係会社株式交換益10億200万円が特別利益に計上されたことで、四半期純損失は前年と比べて5億3900万円の増益となり、23億5400万円であった。KNTは今期、海外旅行で、ホリデイ、および団体旅行のECCの取扱いが前年比でプラス成長となった一方、国内旅行は前年の「愛・地球博」の反動などもあり、メイトの遠距離商品、および学生団体を除いて低調に推移した。