国交省、ヘルスツーリズムのシンポジウムとモニターツアーを実施

  • 2006年10月13日
 国土交通省は11月2日、「ヘルスツーリズム・シンポジウム」を開催する。高齢化社会を迎え、健康への関心が高まる中で、自然や温泉、料理によって健康を回復する新たな観光形態として「ヘルスツーリズム」が注目されていることを受けたもの。和歌山県立医科大学と提携、実施する。

 シンポジウムでは、ヘルスツーリズムの発展の可能性、振興のあり方について検討する。和歌山県立医科大学学長の南條輝志男氏による基調講演「新しい時代の潮流とヘルスツーリズムの今後の展望」、上士幌町長の竹中貢氏による基調報告「北海道におけるイムノリゾート構想の取組について」や、「ヘルスツーリズムの重要性とその振興のあり方」についてパネルディスカッションなどを行う。参加費は無料。参加希望者は参加申込み書に必要事項を記入しファックス、またはeメールで申し込むこと。

 また、国交省は11月7日から9日まで、ヘルスツーリズム・モニターツアーを実施する。これは糖尿病患者を対象に実施するもので、専門医師等による健康セミナーを実施するとともに、食事指導を行い精進料理を体験する。また、ウォーキングを通じて日常の運動を含めた生活指導を行うことにより糖尿病の改善を図る。

▽ヘルスツーリズム・シンポジウム
日時:11月2日 午後2時〜午後5時
場所:学士会館(東京都千代田区神田錦町3-28)
募集人員:200名
申込み:国土交通省総合政策局観光資源課・中倉
eメール: nakakura-y29n@mlit.go.jp
団体名、住所、氏名、部署名、役職、TEL、FAX、eメールを明記のこと