全日空、下期の国際線でシカゴ線の復便、中国線は大幅増を申請
全日空(NH)は成田、関西、名古屋の3空港発の下期国際線について19日、増便等の計画を国土交通省に申請した。成田/シカゴ線の復便のほか、中国線については日中航空交渉の妥結を受けて大きく増便することとなる。なお、今回の申請以外の中国方面の路線については「調整中」としている。
申請した成田/シカゴ線は10月29日から週7便体制。このほか中国ではアモイ線を週3便から週7便、青島線は週4便から週7便とする。また、現在は定期便で週12便の成田/台北線はこれまでの臨時便での対応から定期便として、ダブルデイリー化を図る。これらはいずれも11月1日から。また、成田発ではシンガポール線を週7便から、10月29日から週14便とダブルデイリー運航とする。
関西空港では関西/大連線を週1便から週2便、アモイ線は週3便から週4便とする。名古屋については天津線を新設、デイリー運航とする。名古屋発の中国路線は上海線に続くもの。
また、今回の国際線の増便はスターアライアンス戦略との融合も特徴となる。特にパートナーハブ戦略、アジア路線収益性改善策として北米、アジアのスターアライアンス加盟会社のハブ空港での接続性を高めることがある。このうち、シカゴについては、2002年に就航していた接続時間、いわゆるMCTが75分であったが、北米各地からのユナイテッド航空(UA)の国内線を利用した場合は35分と大きく利便性が向上する計画。なお、バンコクのスワンナプーム国際空港についても接続の利便性については配慮する計画だ。
申請した成田/シカゴ線は10月29日から週7便体制。このほか中国ではアモイ線を週3便から週7便、青島線は週4便から週7便とする。また、現在は定期便で週12便の成田/台北線はこれまでの臨時便での対応から定期便として、ダブルデイリー化を図る。これらはいずれも11月1日から。また、成田発ではシンガポール線を週7便から、10月29日から週14便とダブルデイリー運航とする。
関西空港では関西/大連線を週1便から週2便、アモイ線は週3便から週4便とする。名古屋については天津線を新設、デイリー運航とする。名古屋発の中国路線は上海線に続くもの。
また、今回の国際線の増便はスターアライアンス戦略との融合も特徴となる。特にパートナーハブ戦略、アジア路線収益性改善策として北米、アジアのスターアライアンス加盟会社のハブ空港での接続性を高めることがある。このうち、シカゴについては、2002年に就航していた接続時間、いわゆるMCTが75分であったが、北米各地からのユナイテッド航空(UA)の国内線を利用した場合は35分と大きく利便性が向上する計画。なお、バンコクのスワンナプーム国際空港についても接続の利便性については配慮する計画だ。